骨董品買取の東京古物 買取事例

「雑多」という文字だけを見ると、いかにも雑な物ばかり、といった印象。
しかし、辞書によると雑多とは「種々の物が入りまじっているさま」とある。

今回のコレクターさんの収集品は、まさに正しい意味で「雑多の王道」でした。
その内容は古銭から始まり、古い蓄音機の針箱、昔の迷子札、ガラス製の目薬瓶、記章、セルロイドの石鹸箱、小さな硯、コースター、水滴、ボタン、古切符、認識票、指人形、ソフビ貯金箱、分銅、校章、笛、コマ、印判小皿、腕章、ヨーヨー、幼稚園バッジ、ルーペ、腕時計の尾錠、マッチ箱、仏頭、土偶、軍猪口、古鍵、バックル、香水瓶、ライター、矢立、楊枝入れ、メダル、陶器製鳥のエサ入れ、達磨、スキットル、インク壺、筆置き、霧吹き、土鈴、貯金箱、ひょうたん、印、コインなどなど･･････････如いては湯たんぽのフタや足袋の留金具に至るまで(！)。
とてもとてもここだけでは書ききれないほど多種多様な小物類の、
正に圧巻とも言うべき表現が相応しい、”小さい物コレクション”でした。
しかもそれらの全てが大変几帳面に小分けされ、物によっては１個づつ手作りの紙袋に保管。
1つ1つに手書きの説明まで添えられるなど、気が遠くなるほど丁寧な保存状態。
ジャンルには決してとらわれることなく、とにかく小さくて集めやすいものだけを長年、
言わば執念で集め続けられてきた様子さえ感じられる品々です。

その収集量たるや、引っ越し用ダンボールで約20箱強も。(※タイトルの箱写真はほんの半分程度です)
キッチリと箱に仕舞った状態でも、お二階の六畳の部屋が一部屋埋まるほどの物量。
1つ1つは小さな物だけのはずなのに、積み終わるとトラックの荷台が半分山盛になるほどの量でした。
マニア物やコレクターグッズの買取にも慣れているものと自負してはいたものの、
今回の一括買取は久々に驚きの連続でした。

★各種コレクター様の収集品、遺品など、処分にお困りの際は一括買取り査定も致します。
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